私だって起業したい!そんな夢を持つ女性起業家を応援する融資制度

カフェやレストラン、美容業、エステティックサロンなど、自分のお店を開きたいと夢を持つ女性は多いと思います。ところが、店を開くとなると大きなお金が必要になるので、そこで諦めざるを得ない人もいることでしょう。

しかし、女性の起業を助けてくれる融資制度があることを知っているでしょうか。起業家を対象とした融資制度は色々とありますが、ここでは特に、女性起業家を対象とした融資制度をご紹介します。女性起業家のための融資制度でもあるので、「女性であることが融資に不利になるのでは」と心配する必要はありませんね。

まずは、政府系金融機関である日本政策金融金庫です。ここでは「女性、若者/シニア起業家支援資金」という制度を扱っています。これは、新たに事業を始める女性や事業開始後おおむね5年以内の女性が利用できます。

この制度は無担保・保証人なしでもOKですが、利率が高くなる可能性があります。他にも、資金の使い道や返済期間によっても、異なる利率が適用されるので注意してください。詳しいことは公庫の窓口にて相談に乗ってくれますので、気になる方は問い合わせてみましょう。

国の金融機関ではありますが、どんな場合でも融資可能かと言えばそうではありません。もちろん申込み後には審査があり、審査の結果によってはこちらが希望する条件での借り入れができないこともあります。

ちなみに、東日本大震災の影響によって離職し創業する方には「女性、若者/シニア起業家支援資金」の制度に利率の引き下げなどの拡充された項目がありますので、是非チェックしましょう。

日本政策金融金庫の他にも、各地方の自治体でも開業資金の融資制度があります。自己資金の有無、無担保・保証人なしは可能であるかは自治体によって制度の内容が違いますので、詳細は各自治体の産業振興を管轄する部署に問い合わせてみましょう。

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